コンコン失礼しま〜す

「先生おはようございます。日誌を貰いにきました」

「おはよう。今日は祐希か・・・あらら・・心配だね?しっかりやるんだよ」

「え〜どういう意味ですか〜」っと少し笑って言った。

先生も笑っていた。

「あれ?なんか熱っぽい顔してるね 風邪かな・・・?」

「そんな事ないです ○○は風邪ひかないって言うじゃないですか」

先生の顔をみると笑ってない・・・・。 あれれ冗談通じてなかった。もしかして納得したの・・・。

「ちょっとおいで・・・」私の手を引っ張った。

えっ・・・・少し戸惑って先生の目を見つめた・・・吸い込まれそう・・・

だんだん近づいてくる先生の顔。。。動けない・・・・。

ぁあ・・・先生と私のオデコがくっ付いた!

息ができない・・・ドキドキして心臓が壊れそう。どうしよう・・・動けない。。。

時間が止まってしまったかのように思えた。

「あっ!やっぱり少し熱あるよ〜」

ドキドキして 先生の言葉もよく聞き取れない。顔赤くなってなっちゃったかも・・・と心配になった。

「夜更かししてお腹だして寝てたんじゃないの〜?」

「えっ・・・あはは・・・そうかもしれないです」 無理やり 愛想笑した。

「無理しないで辛かったら保健室いくんだよ〜」

「わかりました。」

ガシャ(ドアを閉める音)

・・・まだドキドキしてる。 なんか私の態度変じゃなかったかな・・・。

その日は一日中 朝の出来事が頭からはなれなかった

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